「はじまりの奈良から つくろう 未来を!」2019年8月16日(金)~18日(日)奈良県文化会館で開催します

講座

Pocket

A講座<体験学習>

 「倭は国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる・・・」と古事記でも謳われているように、数多くの文化財と豊かな自然に恵まれた奈良。国際交流により生まれた文化や信仰を育み、歴史遺産を守り伝えてきた先人に思いを馳せながら世界遺産を訪れ、奈良の歴史を学びましょう。


8月17日(土) 予定
近鉄奈良駅⇒JR奈良駅⇒法隆寺⇒中宮寺⇒
昼食⇒奈良の伝統工芸体験⇒ならまち散策

世界最古の木造建築を有する世界遺産である法隆寺や国宝菩薩半跏像を本尊とする
中宮寺を巡り、コースに分かれて筆づくりや墨づくりの伝統工芸を体験します。
(お申込時にはどちらかの伝統工芸体験をお選びください)

8月18日(日) 予定
近鉄奈良駅⇒JR奈良駅⇒唐招提寺⇒薬師寺⇒会場

世界遺産でありながら新しい取り組みを行っている薬師寺で法話を聞き、文化の発展に寄与してきた信仰について学びます。

1.旅行代金
お一人様:9,500円(2日分の合計金額です。いずれか1日の申込はできません。)
旅行代金には17日(土)の昼食代が含まれています。体験学習ですので途中での解散・途中下車はできません。
2.募集人員・最少催行人員
定員:80名(定員を超えた場合は抽選となります)
※抽選の際は同行希望・支部単位などは一切考慮せず、完全な抽選となります。
最少催行人数:30名
3.添乗員
添乗員は同行いたしません。
4.旅行代金に含まれるもの
行程に記載の貸切バス代・1日目昼食代金・入場・体験料
5.使用バス
奈良交通株式会社

B講座<入門>

 ろうあ運動や手話通訳運動の意義や歴史、そして奈良の歴史とその歴史と共に生きた聴覚障害者と運動について、共に学び考えましょう。
「ろうあ運動の変遷」
一般財団法人全日本ろうあ連盟 理事 中西 久美子 氏

全日本ろうあ連盟は戦後間もない混乱期に創立し、長い間ろう者が受けてきた差別との闘いを続けてきました。現在、取り組みを進めている手話言語法の実現やその他の課題解決に向けて、過去のろうあ運動の歴史からろう者の人権を学び、未来のろうあ運動につなげていくために一緒に学びましょう。

「全通研って、なあに?」
一般社団法人全国手話通訳問題研究会 会長 渡辺 正夫 氏

全国手話通訳問題研究会は、手話や聴覚障害者の抱える問題に興味・関心のある人すべての人を会員にして、1974年6月に設立されました。設立したときは、287人の会員でした。それから45年を迎えた今日では、1万人を超える会員となりました。
発足した当時のことを学ぶと共に、手話や聴覚障害者福祉に関する研究・運動を続けている意味を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

「70年の歩みを未来につなげるために」
一般社団法人 奈良県聴覚障害者協会理事長 村上 武志 氏

1948年3月12日に「奈良県に住むひとりぼっちの聴覚障害者をなくすため、みんなでいろいろな要求を実現し、聴覚障害者の生活を豊かにしようと」発足した、奈良県ろうあ者福祉協会。その後、全国のろうあ運動の発展と共に活動を進め、教育・福祉制度の充実に取り組んできました。聴覚障害者に対する差別法令改正を求める運動では、奈良県内で起こった事例がきっかけとなり、法改正の成果を勝ち取ったこと、奈良県立ろう学校での手話の導入の経緯など、奈良のろうあ運動についてお話いただきます。

「奈良のほんとうの魅力」
前 奈良国立博物館 学芸部長
帝塚山大学文学部文化創造学科 教授 西山 厚 氏

日本で初めて都が置かれた奈良には多くの神社仏閣があり、それぞれに興味深い物語があります。これらの歴史遺産は、地域の歴史・文化・自然をよく知り大切に守り伝えてきた人々がいたからこそ、今私たちの前にその姿を見せてくれるのです。奈良文化遺産研究の第一人者である西山氏より、古くて新しい奈良の魅力をお話いただきます。

C講座<歴史と福祉>

 古代から人が生きていく中で必要とされていた福祉。奈良の歴史の変遷と共に新しい取り組みも始まっています。歴史の中で果たしてきた福祉の役割について学びましょう。
「~常盤勝範長老の情熱と信念~
視覚障害をもつ高齢者への思い」
社会福祉法人壷阪寺聚徳会 常盤 勝範 氏

703年に創建された壷阪寺は、目の観音様として多くの参拝客が訪れます。
明治の初めには盲目の夫とその妻の物語、人形浄瑠璃「壺阪霊験記」が初演され、壷阪寺の名前は広まりました。昭和36年には日本最初の養護盲老人ホーム「慈母園」を設立し、視覚障害者福祉に取り組まれています。歴史の中で視覚障害者はどのように生きてきたのか、また、福祉のあり方についてお話いただきます。

「幕末の儒者 谷 三山」
天理大学講師 黒岩 康博 氏

江戸時代後期の儒者である谷三山。幼い頃に聴力を失いますが、独学で学び後に私塾を開くまでになります。その卓越した学識を認められ吉田松陰などとの親交もありました。聞こえないながらどのように儒学を学び第一人者となっていったのかを黒岩氏にお話いただきます。

「人と鹿とが共生するまちづくり」
一般財団法人奈良の鹿愛護会 飯尾 英郎 氏

古来より春日野一帯には野生の鹿が多く生息していました。そしてその鹿は、神の使い「神鹿」として奈良で暮らす人々は畏敬の念を抱きながらも、その鹿たちとの共生を図っておりました。また、観光都市として発展していく奈良には欠かせないものとなっている鹿の保護を担っておられる「奈良の鹿愛護会」の方に奈良の人々の鹿への思いや愛護会の活動についてお話いただきます。

「奈良のユニバーサルツーリズム」
奈良女子大学准教授 室崎 千重 氏

年間4,000万人を超える観光客が訪れる、観光都市奈良。観光客の中には障害のある人たちも多くいます。奈良女子大学では、聴覚障害者も楽しめる観光のあり方を研究し、春日大社の観光マップを地元の聴覚障害者の協力を得て作成されました。作成の過程から、どのような配慮があれば障害者も楽しめる観光ができるのかをお話いただきます。

D講座<人権>

 障害や国籍、生まれによっていわれのない差別を受けてきた人たちがいます。
なぜこのような差別がなくならないのか、またどうすれば全ての人の人権を尊重した社会をつくっていけるのかを一緒に考えましょう。
「障害者権利条約の理念を広めるために」
京都女子大学 発達教育学部 教育学科 教授 玉村 公二彦 氏

「私たち抜きに私たちの事を決めないで」の理念のもと、障害者権利条約が国連で制定されたのは、2006年12月でした。権利条約の批准があって、障害者基本法にも「言語(手話を含む。)」と規定されました。「私たち抜きに私たちの事を決めないで」とはどういうことなのか、条約を批准してからの日本は、障害のある人たちへの権利擁護をどのように考えていくべきなのかをお話いただきます。

「大橋製作所事件からみる障害者の人権」
大橋製作所損害賠償訴訟弁護団担当弁護士 奈良県弁護士会会長 西村 香苗 氏

奈良県広陵町にあった家具製造販売会社「大橋製作所」は、雇用している知的障害のある人々を虐待し、社長以下従業員数名が刑事事件で訴追され、有罪判決がだされました。その大橋製作所事件の裁判の弁護団の一員であった西村香苗弁護士に大橋製作所事件を例に、なぜ障害者虐待が起きたのか、なぜ発覚まで時間がかかったのかなど「障害者虐待」についてお話いただきます。

「奪われた権利を取り戻したい 夜間中学での学び」
天理の夜間中学をつくり育てる会 事務局長・元天理の夜間中学教員 福島 俊弘 氏

天理の夜間中学では、さまざまな人が奪われた「学び」を取り戻すために学んでいます。慣れない日本で生きるために日本語を学ぶ余裕すらなく働かざるを得なかった、朝鮮半島出身の在日1世のハルモニ(おばあさん)。また、被差別部落出身者や経済的に恵まれなかった人など、貧困や差別を受けることで「学び」を奪われた人たちなどが通っています。その人たちが夜間中学で学ぶ喜びを知り、学ぶことで誇りを取り戻し、異文化の交流もなされています。これらの様子を学ぶことで、聞こえる者と聞こえない者の異文化交流をどのように進化させていくのかについて考えましょう。

「熱と光を求めて 水平社創立の思想に学ぶ」
水平社博物館 館長 駒井 忠之 氏

1922年3月3日、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と高らかに人間の尊厳と平等をうたい上げて、全国水平社は創立されました。70有余年を経た今、創立者であった西光万吉、阪本清一郎らは歴史上の人物となりましたが、水平社宣言は、日本で最初の人権宣言といわれ、解放運動の魂として生きつづけています。平和と人権の確立をめざす部落解放運動の原点が、全国水平社にあることは言うまでもなく、その歴史と精神は、水平社運動に身を投じた人たちの闘いによってつちかわれてきたものです。1986年、水平社創立者たちをはじめとして多くの名もなき人たちが差別に抗して生きてきた事実を掘り起こし、その残した足跡を保存していくことの重要性を感じ、建設された「水平社歴史館」。
水平社の歴史や運動など水平社博物館館長の駒井氏にお話いただきます。

実行委員会へのお問い合わせは FAX 0744-29-0134/TEL0744-29-0133 受付時間午前9時から午後5時(月・日・祝日を除く)

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

サマーフォーラムまであと

PAGETOP