「はじまりの奈良から つくろう 未来を!」2019年8月16日(金)~18日(日)奈良県文化会館で開催します

分科会

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Ⅰ 手話通訳者の働き方を考えます
第1・2分科会 手話通訳者の仕事

<第1分科会>雇用されている手話通訳者

地域で手話通訳に関わる者の身分は、大きく分けると行政等の公的な機関に雇用されている者、民間の事業所等に雇用されている者、行政または民間事業所のいずれかに登録されている者の3つに分けることができます。さらに雇用されている手話通訳者についても正規職員、非正規職員という雇用体系に分かれるほか、また雇用先の業務内容や使用者の考え方により、手話通訳業務を専任している者もいる一方、他業務と兼任している者など、さまざまな形態で業務を担っています。
ろう者が安心して地域で暮らせる社会を実現していくために、現状の手話通訳制度や手話通訳者の立場で行えることは限界があり、基盤である公的な手話通訳制度の見直しが大きな課題となっています。
このように多様な働き方となっている雇用された手話通訳者について、それぞれの身分や業務上の課題についてレポート発表や討議を通じて、個別課題となっているもの、共通的な課題、好事例などを出し合い、「めざす手話通訳制度」に向けての議論を深めましょう。
<討論の柱>
・手話通訳に関わるさまざまな人々の多様な実践を持ち寄ろう
・手話通訳に関わる社会的要請に応えていくための実践を考えよう
・手話通訳に関わる人々が手をつないでいくための実践を考えよう

<第2分科会>登録手話通訳者

 登録手話通訳者は、手話通訳を担う機関や団体に登録して日々通訳活動を行っています。しかし、身分や処遇、資格など、地域によってさまざまな異なる条件の中で、手話通訳を行っています。そこで理想と現実がかけ離れていたと感じても、課題に直面して成果を生み出してきたと思います。
この分科会では、各地の登録手話通訳者の日々の実践から見える現状や課題について情報交換を行うとともに、課題解決に向けた議論をしたいと考えています。「こんなこと言っていいのかな?」「他の地域ではどうしているんだろう」といった素朴な意見や疑問でもかまいません。日々の実践を現場の経験を踏まえた議論こそ大切です。そして、めざすべき登録手話通訳者の役割やあり方について一緒に考え、提起していきましょう。
<討論の柱>
・手話通訳に関わるさまざまな人々の多様な実践を持ち寄ろう
・手話通訳に関わる社会的要請に応えていくための実践を考えよう

Ⅱ 暮らしとネットワークづくりを考えます
第3・4分科会 聴覚障害のある人々の暮らし

<第3分科会>地域で暮らす

障害者差別解消法の施行や手話言語条例の広がりのもとで、一人ひとりの聴覚障害者の暮らしはどのように変わっているのでしょうか。子育て、就労、高齢、その他の地域における聴覚障害者の課題を出し合いましょう。そして、それらの課題解決に向け、地域でともに暮らす、聴覚障害者、手話通訳者、手話サークル会員、手話学習者がどのように関っていけばよいのか、すべての人が生き生きと暮らす地域づくりについて考えましょう。
<討論の柱>
・聴覚障害者の子育て、就労、高齢、その他、暮らしの中のさまざまな課題について考えよう
・聴覚障害者を含むすべての人が、地域で生き生きと暮らすための取り組みについて考えよう

<第4分科会>ネットワークづくり

 聴覚障害者の暮らしに目を向けると、高齢ろう者が安心して暮らせる施設やコミュニケーション環境、ろう重複障害者の居場所づくり、就労の場づくりなど多くの課題が残されています。さらに、災害時の情報保障やコミュニケーション支援は喫緊の課題となっています。
このような課題に対して手話通訳者や手話を学ぶ私たちに求められる役割、地域の人々との連帯、新たな社会資源の開発など私たちの活動と運動をとおして未来に繋がるネットワークづくりについてみんなで考えましょう。
<討論の柱>
・手話通訳者や手話サークル、手話学習者に新たに求められる目的と役割について考えよう
・地域で支えるネットワークの構築について考えよう
・各地域で取り組んでいる「暮らし」を支える取り組みや運動について考えよう

Ⅲ 仲間づくりを考えます
第5・6分科会 仲間づくりと育ち合い

<第5分科会>学習会や仲間づくり

私たちは、聴覚障害者や手話通訳者に関わるさまざまな課題の解決に向け全日ろう連、全通研の仲間とともに運動を展開してきました。
これからの運動を高めていくためには、社会の課題に気づき整理するための学習が必要です。手話通訳や手話サークル活動、地域、職場で聴覚障害者と関わる人たち、福祉や医療などの専門家、N-Action世代など多様な人たちに働きかけ、ともに運動する仲間づくりが大切です。
地域での学習活動、仲間づくりの経験を交流し、これからの運動をたかめていきましょう。
<討論の柱>
・仲間づくりの目的と課題について考えよう
・仲間を増やすための取り組みについて考えよう
・学習会の目的とその役割について考えよう
・学習会の企画運営における課題と改善策について考えよう

<第6分科会>学習会や手話通訳者等の養成

 障害者差別解消法などの整備がなされた今は、「手話奉仕員養成」や「手話通訳者養成」を制度化した頃に比べて、聴覚障害者の社会参加に一段と広がりが見られ、さまざまな分野での手話通訳活動も広がっています。この広がりに対応でき、聴覚障害者のよりよい暮らしやろう運動に寄与できる人材として、「手話」という言語を獲得・使用し、手話通訳を行う手話奉仕員や手話通訳者などの養成・拡大を図ることが一段と必要になっています。手話奉仕員養成、手話通訳者養成などの課題を全国の仲間と討論し、よりよい養成のあり方を考えましょう。
<討論の柱>
・手話通訳者等の養成にかかわる課題について考えよう(ろう運動の視点を持った通訳者養成)

Ⅳ 運動づくりを考えます
第7・8分科会 政策・制度の運動課題

<第7分科会>手話通訳制度の現状や課題

コミュニケーションは生きる権利です。聴覚障害者の基本的人権が保障され、手話通訳者が安心して働ける環境を実現するため、現在の福祉制度の改革に向けた研究・提言・運動が強く求められています。上記のような状況を踏まえ、以下の課題について考えましょう。
<討論の柱>
・障害者総合支援法に伴う手話関連事業の問題点と課題について考えよう
・手話通訳者設置事業と手話通訳者派遣事業の問題点と課題について考えよう
・市町村事業と都道府県事業の実施状況の問題点と課題について考えよう

<第8分科会>全国各地でのさまざまな取り組み

日々の暮らしの中で、手話コミュニケーションが保障されている範囲や手話通訳者の働き方の内容はほとんど変わっていないのではないでしょうか。
今私たちに必要なのは、冒頭の施策面での前進を聴覚障害者の暮らしや手話通訳者の働き方の具体的な改善に結びつける取り組みと考えます。
第8分科会では、このような現状認識を踏まえ、聴覚障害者の暮らしや手話通訳者の働き方の改善について、単に善意の蓄積や個人的努力の成果ではなく、公的事業として継続するための取り組みやそのしくみづくりの試みについて、全国各地のさまざまな事例とともに考えましょう。
<討論の柱>
・手話通訳者等の養成、認定、設置、派遣などに対する取り組みについて考えよう
・各地の制度改革や政策提言の運動づくりの取り組みについて考えよう
・手話言語条例や全通研の目指す手話通訳制度のあり方の取り組みについて考えよう

実行委員会へのお問い合わせは FAX 0744-29-0134/TEL0744-29-0133 受付時間午前9時から午後5時(月・日・祝日を除く)

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